月夜の海に
三十一文字の家族とふるさと

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Author:Ivoryboat
母の短歌をアップしています。日々の暮らしと自然を詠んだ歌ばかりです。父(時々私)が撮った故郷の写真もスキャンして載せています。

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2009/01/09(金) 12:00:29

ガーベラ

2006/06/28(水) 12:10:03
ガーベラの花咲きにけり植ゑし子は
         この春遠く嫁ぎゆきたり
    (1981年作)
花・草・木TB:0CM:0

プラネタリュウム

2006/06/27(火) 13:17:53
プラネタリゥムの星に驚くわが孫は
          しじまの中を一人声あぐ
      (1987年作)

☆両親と行った五島プラネタリュムでのヒトコマ。入場者は少なかったのですが息子が声を上げるたびヒヤヒヤしました。係の方はとても優しく答えてくださいました。
家族TB:0CM:2

夾竹桃

2006/06/25(日) 08:51:47
海沿ひのふるさとの道暑くして
      夾竹桃のはやも花咲く


☆埃っぽい道に咲く夾竹桃は真夏の暑さをいつも思い起こさせます。
花・草・木TB:0CM:0

紫陽花

2006/06/24(土) 18:16:51
IMG_5925.jpg
  いつしかに夏とはなりぬ
        花蕾もたぬ紫陽花雨にぬれをり


   
  ☆1983年の作。冷夏だったのでしょうか。
  ベランダでは去年の紫陽花が元気に咲いています。


花・草・木TB:0CM:0

布団

2006/06/22(木) 06:13:53
かさかさと足動かせば音したり
      母が糊して縫いし布団は


☆昔は糊を固くして布団を縫っていたそうです。
家族TB:0CM:0

2006/06/20(火) 06:19:47
偏らず母の愛してくれたこと
       兄いはるるに皆でうなづく
   (2000年作)

☆母は10人兄弟でした。単純な歌ですが皆が愛されて育ったと思えるなんていいですね。
追憶TB:0CM:2

合歓

2006/06/19(月) 05:40:55
合歓の花咲くふるさとの幾曲り
      日のさせるまま雨降りてゐつ

                                        (1981年)
☆海辺にある母の実家へはバスで山道を曲がりながら降りていきます。
花・草・木TB:0CM:2

枇杷

2006/06/18(日) 08:35:22
赤茶けし亡き母の手紙いでてきし
     枇杷を送るとかかれてありぬ
        

 1976年作:母方の祖母は早くに亡くなったので、その人となりは母から聞くばかりですが、
 明るくて話好きで子煩悩だったようです。色々なエピソードが実に面白い人です。
追憶TB:0CM:2

三世代

2006/06/17(土) 09:20:15
六人の名のすこやかに並びたる
        郵便受の文字をなぞりぬ
   (1977年)

☆ノートには「幸せだなぁと思って」とのメモ。あの頃は三世代同居が当たり前でした。
家族TB:0CM:4

椎の花

2006/06/15(木) 18:45:51
椎の花匂ふ朝かも境内に
       雉の鳴く声近くきこゆる
    (1978年)

☆日付をすぐ忘れる母に日めくりを買いました。毎日小説や詩の一節が載っています。母は気に入った様子。今朝は葛西善三の「椎の若葉」でした。
花・草・木TB:0CM:0

梅漬け

2006/06/15(木) 18:31:29
姑(はは)の手をたよりし味噌も梅漬けも
          わがこととなるこの夏よりは


☆1982年の作ですから祖母は80才前後。梅干しもタクアンも上手に漬ける人でした。
家族TB:0CM:0

携帯電話

2006/06/14(水) 12:43:06
「けふ休み。多摩川べりを散歩中」
    あなたの電話は生きている


★2001年のはがき歌コンクールに採っていただいた歌。離れて住む兄はよく電話で両親の様子を聞いていました。
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睡蓮

2006/06/11(日) 10:33:30
池の雨
 赤き茎水に這はせて睡蓮は
  しづかなりけり池の面(おもて)に
  
               (1977年6月作)

 ★母の歌のような「しづかさ」はありませんが、今朝の雨が姫睡蓮の水槽に降り注ぎ小さな水輪が広がりました。
花・草・木TB:0CM:3

絣の布団

2006/06/07(水) 16:24:37
布団  針はこび遅くなりしを呟ける
  姑(はは)と一つのふとん縫ひをり


 ★母はしばしば祖母を歌に詠んでいます。働き者の祖母は歌の中でも布団を縫ったり、障子を張ったり生き生きとしています。これは大昔の布団のはぎれです。                (1981年6月作)


家族TB:0CM:1

蔦若葉

2006/06/06(火) 12:44:23
 ふる雨に蔦の若葉のさえざえと
     杉の大樹の梢(うれ)にとどける
  
  
   父母は朝早く山の中腹にあるお寺へお参りに行くのが日課でした。近所の友達と誘い合ってでかけるのが楽しかったようです。地元の人は舗装された表参道よりも、杉の木立が鬱そうとした裏山の道を好んで利用します。父は崩れかけた箇所を見つけると一人で手入れをしていました。

花・草・木TB:0CM:0

初鰹

2006/06/05(月) 19:29:41
藁くぶる匂ひなつかし背戸の道に
            夫(つま)はかがみて鰹焼きをり
                    

★父がワラであぶって作ってくれた鰹のたたきはとても美味しかった。
 この季節になると思い出します。(1976年5月作)
家族TB:0CM:2

初めまして

2006/06/05(月) 19:10:08
 私の母は短歌が趣味でしたが、父の死後ふるさとを離れると全く作らなくなりました。このブログは母がまた歌を詠んでくれたらと願って始めました。
 
 昔のノートから地元の歌会や雑誌に投稿したものを拾い集めました。皆様のご感想を聞かせていただければ幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。
家族TB:0CM:0
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